歌手、真唯林(まゆりん)が3日、神奈川・横浜市のメルパルクホテル横浜で約2年の闘病を乗り越えディナーショーを開催した。
2010年9月にがんを発症し闘病生活を送っていたが、今年6月、担当医から「身体に合う新薬が認可された」と言われ投薬を始めると、日ごとに元気を取り戻し声も出るようになった。
1日でも早くファンの前で歌を歌いたいという思いが募った真唯林は担当医に相談。驚異的な回復力に太鼓判をもらい、この日のディナーショーが実現した。
真唯林は「2年ぶりのコンサートに気持ちいっぱい、胸いっぱいです。皆さんにご心配をおかけしましたが、たくさんの励ましと元気をもらいました。皆さんから頂いた大切な力をこれからも大事にしていきます」と感謝の気持ちを述べ、「東京夜景」「酔待草」「泣きたい夜」などのオリジナル曲や師匠の作曲家、三島大輔氏によるピアノの伴奏で歌を披露するなど、発病前と変わらぬ歌声で全14曲を熱唱した。