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「最強のふたり」試写会で泉谷&綾戸トーク

【FREE】「最強のふたり」試写会で泉谷&綾戸トーク

2012年08月22日
「最強のふたり」試写会で泉谷しげると綾戸智恵がトークショー 「最強のふたり」試写会で泉谷しげると綾戸智恵がトークショー

 ギャガ配給「最強のふたり」が、9月1日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、新宿武蔵野館他にて全国順次公開されるのを記念し、多くの車椅子の観客と同行者が鑑賞できるスペースを設けた特別試写会が20日(月)、東京・築地の浜離宮朝日ホールで開催された。

 本作は、車椅子の全身不随の大富豪フィリップと彼を介護することになったスラム育ちの青年ドリスという価値観の全く違う二人の友情を描いた感動作。第24回東京国際映画祭で史上初の3冠を獲得し、アメリカでも今年の外国映画興収1位を記録、早くもハリウッドリメイクが決定している。

 試写上映前には、シンガーソングライターの泉谷しげる、自身も介護経験のあるジャズシンガーの綾戸智恵が登壇。映画の感想を聞かれて泉谷は「下品な会話の連発(笑)」というひと言目を発したかと思うと、「フィリップは丁寧に扱うことを嫌がっている。ドリスは障碍者に対しての壁を平気で超えるところが素晴らしい。可哀想と同情するより正直でいいと思う」と真面目に答え、それに対し綾戸も「素の自分で接すると相手も素を出せる。人は一人で完璧っていうのはなく、違うもの同士が融合して最強になる」と作品の魅力とともに人と人とのつながりの重要性を説いた。最後に、泉谷は「大した映画じゃない(笑)、それぐらいの気持ちで肩を張らずに観て欲しい」と、綾戸は「この映画を全員に、すべての世代の人に観て欲しい。いろんな立場の人がいて、ものすごく身近な映画。楽しんで下さい」とアピールした。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。