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「放課後~」チャリティ上映会に山寺宏一ら

【FREE】「放課後~」チャリティ上映会に山寺宏一ら

2012年08月22日
「放課後ミッドナイターズ」チャリティ上映会に山寺宏一らが登場 「放課後ミッドナイターズ」チャリティ上映会に山寺宏一らが登場

 ティ・ジョイ配給「放課後ミッドナイターズ」の東日本大震災チャリティ上映会が21日、新宿バルト9で開催され、竹清仁監督、声優の山寺宏一、田口浩正、雨蘭咲木子が舞台挨拶を行った。

 同作は、人体模型の「キュンストレーキ」(声:山寺)と、骨格標本の「ゴス」(声:田口)らが、夜の小学校で繰り広げるアトラクションムービー。8月25日(土)より日本ほか香港、シンガポール、台湾、韓国でも同時公開される。また、このほどシッチェス国際ファンタスティック映画祭の招待作品に決定するなど、国内外で注目が高まっている。今回のチャリティ上映会は、東日本大震災の被災地、宮城県塩竈市出身の山寺の、「被災地に何かできることはないか」という思いから実現したもので、収益金の一部が寄付される。

竹清仁監督の話 モーションキャプチャーでアニメを作りたいと思ったのが(本作を作る)きっかけ。キャラクターを考えている時に、裸のあいつ(人体模型)と骨のあいつ(骨格標本)がいるじゃないかと思った。キュンとゴスの2人の仲の良さが出るよう気をつけていたが、山寺さんと田口さんが最初から仲の良さを出してくれた。この作品は5年かかって博多で制作した。初監督作で原作もなくチャレンジだったが、色々な人に関わってもらってここまで来ることができた。

山寺宏一の話 オファーを頂いた時、キュンの(不気味な)顔を見て「(自分は)子供向け番組もやっているし、これはダメだろ、一皮むけ過ぎだろ」と思い(笑)、お断りするつもりだったが、参考映像があまりにも面白かったのでぜひやらせてほしいと頼んだ。(モーションキャプチャーの)動きが面白く、これを演じた役者さんに感謝したい。

田口浩正の話 ゴスは博多弁なので、「お客さん、これわかるのかな?」と心配したが、完成した本編を見て、自分でもわからなかった(笑)。でもニュアンスは伝わると思う。

雨蘭咲木子の話 監督に、制作に5年かかったと聞き胸が熱くなり、一生懸命やった。たくさんの人の愛情が詰まった作品。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。