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コロムビア、“唄者”上間綾乃ツアー最終日

【FREE】コロムビア、“唄者”上間綾乃ツアー最終日

2012年06月26日
コロムビア、“唄者”上間綾乃ツアー最終日 コロムビア、“唄者”上間綾乃ツアー最終日

 沖縄が生んだ新時代の“唄者”上間綾乃が23日、メジャーデビューアルバム「唄者(うたしゃ)」(5月23日発売=日本コロムビア)を携えた全国6都市ツアーの最終東京公演を渋谷のマウントレーニアホール・渋谷プレジャープレジャーで行った。オリジナル曲「声なき命」などアルバム収録曲を中心に全18曲。沖縄民謡で培った歌唱力と巧みな三線演奏で会場満員の約300人を魅了した。

 沖縄県うるま市出身の26歳。小学2年から唄三線を習い、19歳で琉球國民謡協会教師免許を取得。高校3年からオリジナル曲の作詞作曲を始め、全国各地でライブ活動を行ってきた。宮本笑里やKOBUDOの楽曲にゲスト参加するなど注目を集め、アルバム「唄者」で待望のメジャーデビューを果たした。

 沖縄民謡を何より大切にする。「5年前、日本コロムビアの方がチケットを買ってライブを見に来てくれたんです。当時はメジャーなんて全く興味はなかったけれど、毎回来てくれてお話しするなかで信頼関係を築き、この人となら仕事がしてみたいと思いました」とデビューに至った経緯を語り「これからも同じように歌い続けます。東京に住むこともありません」。アルバム「唄者」は、沖縄民謡をはじめ、オリジナル曲、沖縄方言カバー曲を収録、話題を集めている。この日はちょうど沖縄終戦記念日。観客席に上京した上間の家族の姿があった。大阪公演(6/19)が台風の影響で延期され、あらためて行われる。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。