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「バルーンリレー」直前会見に主演刈谷ら

【FREE】「バルーンリレー」直前会見に主演刈谷ら

2012年06月12日
藤村享平監督と主演の刈谷友衣子 藤村享平監督と主演の刈谷友衣子

 ユナイテッド・シネマ主催「シネマプロットコンペティション」テーマ部門賞受賞作で、SKIPシティ若手映像クリエイター支援プロジェクト「D‐MAP」第3弾作品「バルーンリレー」(製作:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ/製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ)の公開直前会見が7日都内で開催され、藤村享平監督、主演の刈谷友衣子、デジタルSKIPステーションの冨永威允氏が登壇した。

 「D‐MAP」は、最先端のデジタルシネマを推進し、トップクリエイターの輩出を目指すSKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザと、全国でシネコンを運営し、地元に密着したプログラムを展開しているユナイテッド・シネマが、協業で推進する若手映像クリエイター育成プログラム。

 本作(65分)が劇場映画初監督作となる藤村監督は、「函館イルミナシオン映画祭」「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」など多くの映画祭での受賞歴を持ち、NPO法人映像産業振興機構(VIPO)の「ndjc2010:若手映画作家育成プロジェクト」で手掛けた「逆転のシンデレラ」も国内外で高い評価を得ている期待の若手監督(1983年生まれ)。本作の脚本も手掛けている。

 “赤い風船”に導かれ〈日常〉からはみ出してしまう主人公の中学生・こずえを演じる刈谷は、本作が初主演映画ながら今年は「スープ」、「鈴木先生」と公開作が控える注目の若手女優。そんなこずえに振り回される同級生の菊地には、若手人気俳優集団・D2に所属する大久保祥太郎。その他、古館寛治、美波、川島潤哉、松金よね子、内田春菊ら個性派が脇を固めている。6月23日(土)よりユナイテッド・シネマ豊洲、ユナイテッド・シネマ浦和他にて全国順次公開。配給は東京テアトル。なお、「逆転のシンデレラ」(27分)が同時上映される。

藤村監督 初めての劇場用映画といって撮影方法を変えることはなかったけど、今までで一番時間がなくてガンガン撮っていくしかなかった。でも、撮影前の2日間のリハーサルで濃密な時間が持てたので、キャラクターを作り込むことができ、俳優さん達が魅力的に撮れている。辛いこともあったが、次につながると思う。

刈谷友衣子 初主演は意識せず、一番いい状態で撮影を迎えられるように気を付け、現場では柔軟に応えられるようにしていた。年齢に関係なく楽しめる映画です。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。