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「マイウェイ」のオダギリと山本が舞台挨拶

【FREE】「マイウェイ」のオダギリと山本が舞台挨拶

2012年06月07日
「マイウェイ」の過酷な撮影現場にオダギリと山本もギブアップ? 「マイウェイ」の過酷な撮影現場にオダギリと山本もギブアップ?

 韓国史上最高の25億円もの製作費が投じられた超大作戦争映画「マイウェイ 12,000キロの真実」のブルーレイ&DVDリリース記念特別試写会が5日、スペースFS汐留で行われ、出演のオダギリジョー、山本太郎が上映前に舞台挨拶を行った。

 オダギリは撮影当時のエピソードを語る中で、「日本の俳優がナメられないように、自分の後ろには日本国があるつもりで、韓国のスタッフに『やるな日本人』と思わせるよう頑張った」と、強い気持ちで撮影に臨んだことを明かした。しかし撮影は9カ月にも及び、「僕はほぼ(海外のロケ地に)行きっぱなし。先に撮影を終えた山本さん達が羨ましかった。爆発シーンでは、僕と一緒にカメラマンも防火服を着て吹っ飛ぶなど、役者もスタッフも大変な現場だった。マイナス17℃の現場で吊るされたシーンでは、全体重が一か所に集中して吐きそうになった」などと語り、あまりの過酷な現場に参った様子。山本も「極寒の撮影の中で(自身が演じた)日本兵の軍服は薄手だったので大変だった」と苦労を語った。その甲斐あって壮大なスケールの映画が完成。オダギリは「大変な思いを越えて、皆が一生懸命に魂を注ぎこんだ」と愛着を示し、山本も「この映画を観ると、戦争がない今を生きられることに感謝したいと思う」と作品の意義を熱く語った。6月6日リリース。発売・販売元はワーナー・ホーム・ビデオ。

 

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。