日本クラウンから今年2月にデビューした新人演歌歌手、戸川よし乃が13日、東京・八重洲のHIT STUDIO TOKYOでデビュー記念ファーストライブ&ファンクラブ発足式を実施した。
戸川は、札幌の伝説の演歌師、茅大介氏(編曲家・伊戸のりお氏の父)の最後の愛弟子で以後、伊戸氏に10年以上師事。2007年開催のクラウン45周年記念オーディションに北海道代表として出場。グランプリには届かなかったものの歌唱力は高く評価されていた。天真爛漫なキャラクターからは想像できない哀愁を帯びた中高音の声が魅力で、デビュー曲「すずめは雀」(2月8日発売=日本クラウン)は、そんな戸川の魅力を最大限に活かした楽曲となっている。
戸川は、この日会場に詰めかけた大勢のファン、関係者を前に「こんなにたくさんの方々が来て下さって感激です。皆さんの顔を見たら泣きそうになってしまいました」と大喜び。涙を堪えながら、デビュー曲「すずめは雀」、クラウン45周年記念オーディションで歌った「氷雪の海」などを力いっぱい熱唱し、今後の活躍を誓った。
会場には、デビュー曲「すずめは雀」を手がけた作詞家・円香乃氏、作曲家・岡千秋氏、編曲家・伊戸のりお氏も応援に駆け付けた。