ジェネシス、2月公開作「TVパブ露出量10」

ジェネシス、2月公開作「TVパブ露出量10」

　ジェネシス調べによる、２月公開作品の地上波テレビ（関東地区）における「パブリシティ露出量ランキング」がまとまった。このランキングは各番組で紹介された映画の紹介時間を、放送局や時間帯を加味した独自「露出ポイント」（暫定）に換算し、公開前日までの累計露出量を測定したもの。２月の月間番組露出は、東映配給「はやぶさ～」が首位、東宝配給「日本列島～」が僅差の２位。３位の同「逆転裁判」の倍以上の露出となり、この２作品が突出した露出量となった。

　「はやぶさ～」は３月４日現在で興収５億７６５４万円という成績だが、主演・渡辺謙の番組出演だけでなく、モデルとなった川口教授の生出演、東日本大震災の被災地22ヵ所で行った無料試写会など様々な露出がなされた。「日本列島～」も４億１０５０万円（３月４日現在）となっているが、嵐の相葉雅紀らナレーションを務めたタレント陣が数多く番組出演した模様などが取り上げられた。「逆転裁判」は４億６１５０万円（同）の成績。

　上位は邦画作品で占められたが、洋画では「ドラゴン・タトゥーの女」が６位で10億円（同）を突破、９位の「ＴＩＭＥ／タイム」は公開17日間で12億円（同）を突破している。

※地上波（関東地方）の各番組の映画紹介（パブリシティ）の時間を実際のエアチェック映像を人の目を通して正確に計測。２月に公開された各作品について、公開前日までの累計露出量をポイント順にランキングしている。

※露出量ポイント＝放送局や時間帯を加味し、露出時間を「露出量ポイント」に換算した独自の指標。


　なお、週間ランキングなど詳細は「文化通信．Ｐｒｏ」にアップ。