東宝東和配給「バトルシップ」のピーター・バーグ監督、主演のテイラー・キッチュが来日し、共演の浅野忠信とともに31日、グランドハイアット東京で記者会見を開いた。
本作は、ユニバーサル映画100周年記念作品。ハワイを舞台に、沖合に現れた正体不明の巨大な物体と、アメリカをはじめとする世界各国の海軍との激闘を描くアクション超大作だ。キッチュは米海軍の新人将校を、浅野は日本の自衛艦の艦長ナガタを演じる。4月13日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー。
▼ピーター・バーグ監督の話 現在はVFX、CGの作業中で、70%は終了している。私の父親は海軍の歴史を研究する歴史家で、私が子供の頃から各国の海軍、特に第二次世界大戦の時の話を教え込まれていた。また父は、海軍が(違う国同士で)お互いを敬っていることを尊敬しており、その影響で自分も海軍をリスペクトしている。こういう映画を作りたいと思っていた。
▼テイラー・キッシュの話 監督とは、TVドラマの「フライデー・ナイト・ライツ」からのお付き合いで、僕はそのドラマから役者としての機会を得たと思っている。監督とまたご一緒できて嬉しい。
▼浅野忠信の話 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は親に頼んでビデオを買ってもらい、死ぬほど観た。そのユニバーサルの映画に自分も出演することができて嬉しい。「マイティ・ソー」でアメリカ映画に出演することができたが、さらに大きな役柄を頂き、これからアメリカで仕事をする上ではすごく大きな一歩になった。