スーパー戦隊と、伝説のメタルヒーローが夢の競演を果たす映画「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」(製作委員会:テレビ朝日+東映ビデオ+東映+東映エージェンシー+木下工務店/配給:東映)の完成披露試写会が13日夜、新宿バルト9で行われ、ゴーカイジャー役の小澤亮太、ギャバン役の大葉健二らが舞台挨拶した。
「宇宙刑事ギャバン」は82年に放送開始。銀色に煌めくコンバットスーツを身にまとい、光の剣・レーザーブレードから繰り出す必殺技「ギャバンダイナミック」のインパクトや、そのドラマ性の高さが大きな反響を呼び、視聴率は回を追うごとに上昇。最高視聴率18・5%を記録する人気を獲得し、その後に続く「メタルヒーローシリーズ」の礎を築いた。今作では、その「ギャバン」が30年ぶりに復活。現在人気沸騰中の「ゴーカイジャー」とともに、激しいバトルを繰り広げる。
「ギャバン」役は、30年前同様に大葉健二が演じる。また大葉は、やはり自身で演じた「バトルフィーバーJ」のバトルケニア、「電子戦隊デンジマン」のデンジブルーと合わせ、1人3役で登場している。さらに、宇宙警察総裁ウィーバル役を佐野史郎、少年時代のマーベラス(ゴーカイレッド)役を濱田龍臣が演じるなど、ゲスト出演者も豪華な布陣となった。
舞台挨拶には、小澤、大葉に加え、佐野史郎、山田裕貴、清水一希、市道真央、小池唯、池田純矢、細貝圭、中澤祥次郎監督も登場。会場に詰めかけたゴーカイジャーとギャバンの新旧ヒーローファンから大きな声援が贈られた。1月21日(土)より全国劇場公開。
▼中澤祥次郎監督の話 子供たちに人気のゴーカイジャーと、かつての子供に人気のギャバンを同時に観られるお得な映画。凄い企画だが、親子で楽しく観てほしいと思って作った。皆さんにはギャバンとゴーカイジャーの持っている熱さを感じてもらい、日本の未来を熱くしてほしい。
▼小澤亮太の話 撮影とイベント出演が重なって疲れていた時があったが、大葉さんと佐野さんの二人が撮影現場に入られた瞬間に緊張して目が覚め、撮影に集中することができた。
▼大葉健二の話 僕は(理想の)ヒーロー像を持っているが、ゴーカイジャーの6人はそうなっている。人間が忘れてしまった大切な言葉や想いを、彼らはしっかり持っている。ゴーカイジャー、かっこいいですよ。
▼佐野史郎の話 普段なかなかこういう映画に参加させてもらう機会がなく、アウェイな感じ(笑)。自分は典型的な“総統”の役だが、「鷹の爪」の総統にはならないように気をつけた(笑)。