Yahoo! JAPANを運営するヤフー(株)は、19日よりfacebookアプリ「ムービーチェック」の提供を開始した。
同アプリでは、映画最新作の予告編の視聴が可能な上、視聴した映像がニュースフィード上で友人と共有される。友人が見た予告編映像がfacebook上で共有されることで、予告編映像を通してのコミュニケーションが増えるというもの。上映スケジュールや作品紹介、評価などを見て、コメントを入れたり、「いいね!」ボタンをクリックすることによって情報の共有もできる。約9万5千人のファンがいる「Yahoo!映画」facebookページからだけでなく、同アプリは、今後映画宣伝用に増えていく映画作品のfacebookページにも導入され、facebook内に広がる映画ファン同士での情報拡散が期待される。
ヤフーは、「映画館に行こう!」実行委員会と今年5月より、新作映画の予告編を一覧で視聴できるページを「Yahoo!映画」(約6300万PV/月のアクセスを誇る国内最大級の映画情報サイト)に新設した。現在公開中、間もなく公開予定の映画予告編をインターネット上で一覧視聴できることで、利用者(視聴者)が興味ある作品を手軽に見つけ、映画視聴のきっかけへとつなげる場を提供している。この予告編一覧ページは、同実行委員会の公式Twitterアカウント(@yokokuhen_now)と連動しており、新しい予告編が掲載されるとTwitterでも知らされる。映画配給会社は、ヤフーに予告編素材などを預けることで、予告編や作品情報がfacebook上で共有され、拡散していくことが期待できる。
映画ファン同士のつながりをソーシャル上で拡げ、映画館へより多くの人に足を運んでもらえるようなきっかけ作りをヤフーは提案している。現在は、パソコンでの展開のみだが、今後はスマートフォンでの展開も予定しており、人々の生活状況にさらに密接したサービスを目指していくとしている。