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「リアル~」レヴィ監督、子役と会見

【FREE】「リアル~」レヴィ監督、子役と会見

2011年12月01日
「リアル・スティール」 左よりレヴィ監督、芦田、ダコタ、後ろはロボットの“アトム” 「リアル・スティール」 左よりレヴィ監督、芦田、ダコタ、後ろはロボットの“アトム”

 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給「リアル・スティール」のショーン・レヴィ監督、子役のダコタ・ゴヨ(12歳)の来日記者会見が11月30日、ザ・リッツ・カールトン東京で行われた。

 本作は、ハリウッドを代表する大ヒットメーカー、スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが、「ナイト ミュージアム」シリーズのショーン・レヴィ監督と、「X‐MEN」シリーズのヒュー・ジャックマンを主演に迎えて、“親子の絆”を描いた感動のアクション・エンターテイメント巨編。レヴィ監督は、「とにかく全ての要素にこだわって撮った。スケールの大きさ、スペクタクル性はもちろんだが、一番こだわったのはハート、魂の部分。息子と父親との絆の部分が重要だった。また、ロボットとのシーンも、実際に作ったリアルな部分とCGの部分を組み合わせたことで魔法が生まれたと思う」とし、「デジタル時代だが、根本的に他の人とつながりたいという欲求は変わらない。だからこそ人間の絆をテーマにした本作を撮った」と説明。ダコタは本作への出演が決まった時の気持ちを、「信じられなかったけど、スピルバーグ作品で喜ばない人はいないよ」と打ち明け、練習して臨んだロボットとのダンスシーンなどをお気に入りシーンにあげて、将来は「マーベル作品や西部劇にも出てみたい」と抱負を語った。また、花束贈呈に芦田愛菜が駆け付けると、2人から「人類史上最も可愛い!」と絶賛され、会見を盛り上げた。

 なお、前日の29日夜には、六本木ヒルズアリーナでジャパン・プレミアも開催され、レヴィ監督、ダコタ、そして実写のハリウッド映画では初めて日本語版を演じた天海祐希が登場。さらに映画に出演していた旧式ロボットのATOMも駆けつけ、集まった多くのファンが見守る中、沢山の熱い声援に応えた。ダコタは、初めての日本のプレミアと、会場の熱気に「(日本語で)こんばんは! 本当に日本に来れて嬉しい」と挨拶。そして、ダコタは「ホントに楽しんで頂ける映画。ロボットの闘いも凄いけど、ロボットのATOMが、父と息子をつなぎとめるハート役としての活躍も注目して欲しい」、天海も「男性が好む映画と思うとやけどする。親子の絆、女性が見ると、男性のことがわかると思う。女性の方はヒュー・ジャックマンさんの素敵さやダコタくんの聡明さ、私が声を担当したエヴァンジェリン・リリーさんの美しさや強さ、愛情に涙して映画館を出て頂けると思う。是非大きなスクリーンで見て」とアピール。レヴィ監督は「この映画で7、8ヵ国まわったが、こんなに泣くと思わなかったとよく言われる。是非劇場に見に行って欲しい」と、本作への意気込みと日本のファンへのコメントを披露した。12月9日(金)より全国公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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