東宝東和配給「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」のチャリティ試写会が27日、東日本大震災で被災した中学生、高校生200名を招いて行われた(会場:TOHOシネマズ日劇1)。
当日は、原作者エルジェの出身地・ベルギーの駐日大使リュック・リーバウト氏、故エルジェの元夫人ファニー・ロドウェル氏、エグゼクティブ・プロデューサーのニック・ロドウェル氏が登壇。「この映画製作の話が出たのは29年前。みなさんには映画化までとても長い時間待ってもらったが、待つだけの価値がある素敵な作品になっていると思う」(N・ロドウェル氏)などとコメントした後、スペシャルゲストとして中田英寿氏も登場。中田氏は、クリスマスプレゼントとして被災地の子供たちに本作劇場鑑賞券2000枚を提供すると発表し、作品について「笑いもたくさんあって子供から大人まで楽しめる。その中に教訓もあり、人生において勉強にもなるのでは」とアピール。さらに、被災した学生らに向けて「映画を観た経験を活かしてこれからを過ごしていってほしいです」と語った。12月1日(木)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国超拡大ロードショー。