イクスピアリ、23日おすぎトーク第7弾

　シネマイクスピアリは23日、恒例となったイベント「おすぎのシネマトークinシネマイクスピアリ Ｖｏｌ．７ ２０１１ 冬映画コレクション」を開催、映画評論家おすぎ氏のトークに多くの観客が耳を傾けた。辛口な批評が飛び出す中で、公開中の作品では「マネーボール」「新少林寺／ＳＨＡＯＬＩＮ」など、今後公開の作品では「リアル・スティール」「永遠の僕たち」「灼熱の魂」「サラの鍵」などが推された。

　「過去に素晴らしい映画がたくさんあるけれど、いま見られる映画に同時期に出会って、心に一つ二つ落っこちてくるような、いい映画を見てほしい。それが後になって、人生にとって大事なものになる。今年は震災があって悲しい気持ちだけれど、それでも生きていかなきゃならない。だったら、人生は有意義な方がいい。映画でも、同じ２時間を使うなら、そういう映画がいい」と力説。「今回でシネマトークは７回目。続けられるだけ続けたい。前回紹介した『未来を生きる君たちへ』はシネマイクスピアリで上映しているけれど、あまり見られていないと聞いた。今度、春にやる時、今日私が紹介した作品を見たかどうか、テストします」と述べ、次回開催に向けて意気込んだ。