「がんばっぺ～」、広野町民に特別試写

　アスミック・エース＋ジェイ・シネカノン配給「がんばっぺ フラガール！‐フクシマに生きる。彼女たちのいま‐」特別上映会が１日、福島県いわき市のポレポレいわきで行われ、小林正樹監督、下山田スパリゾートハワイアンズ支配人、フラガール（大森梨江サブリーダーら）、広野町自治会長・鈴木正範氏が登壇。スパリゾートハワイアンズで避難生活を送った広野町民約１００名が鑑賞した。

　今回の上映会は、撮影に多大な協力をした広野町民のためだけに行われ、町民の方々も初めて作品を鑑賞。映画ではハワイアンズの職員と広野町の人々との交流、絆が希望と共に描かれており、職員を代表して、下山田支配人が登壇すると集まった町民からは温かな拍手と歓声が上がった。本編上映中は画面に出てくる自分たちの姿に、思わず声を出してしまう人も見られ、上映後は作品に涙を流しながらも、フラガールや下山田支配人と握手を交わし、復興を誓い合う姿が見られた。