第1回浦和映画祭(11月5日まで)の前夜祭が10月28日、ユナイテッド・シネマ浦和で行われた。冒頭、蒔田隆之支配人は「5年目を迎える節目の年に、ファン待望の映画祭を開催することになった」と、喜びの挨拶。
当日は浦和出身の石井裕也監督の最新作「ハラがコレなんで」(11月5日公開)の試写会と、同作品から派生した短編2部作「ウチの女房がコレなんで」「娘の彼氏がコレなんで」(計約30分/企画制作:ユナイテッド・シネマ、ムービープラス)のお披露目を実施し、上映前に石井監督、短編出演者の竹内都子、岡本玲、森岡龍が登壇。石井監督は「『ハラが~』と同様、短編2部作では落語の世界観がベース。落語的な間を追及した。噺家さんによれば、絶妙な間というのは一つしかないとのこと」と述べ、短編製作の狙いを語った。この短編2部作は11月5日から1週間、豊洲・としまえん・浦和・札幌のユナイテッド・シネマ4劇場で「ハラが~」と同時上映される。