【FREE】☆TIFF:「麒麟の翼」阿部ら挨拶
2011年10月29日
東野圭吾原作、阿部寛主演による人気ドラマの劇場版「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」(製作:TBS+東宝+レプロエンタテインメント+MBS+電通+講談社+CBC+RKB+茂田オフィス+HBC+TBSR&C/制作:フィルムフェイス)が、第24回東京国際映画祭に特別招待作として出品され、28日午後にTOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映された。舞台挨拶には、阿部をはじめ、新垣結衣、溝端淳平、田中麗奈、松坂桃李、三浦貴大、菅田将暉の主要キャスト7人と土井裕泰監督がそろった。(※画像は
東京国際映画祭特集ページに掲載)
本作は、TBS系で昨年春に放送され初回21%、平均15・2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と高視聴率を誇った連続ドラマ「新参者」と今年1月のスペシャルドラマ「赤い指」の続編にあたるもの。日本を代表する推理作家の東野がデビュー当時から書き続けてきた原作 “加賀恭太郎シリーズ” から、最新作にして最高傑作と呼ばれる「麒麟の翼」(講談社刊)を映画化した。阿部演じる切れ者の刑事・加賀恭太郎がスクリーンで最大の難事件に挑む。東京・日本橋で起こった殺人事件の謎をめぐる一級のミステリー・エンタテインメントであり、心に迫る感動の物語(129分)。
阿部、黒木メイサらドラマでお馴染みのメンバーに、新垣、中井貴一といった新たな面々が加わり劇場版ならではの豪華キャストが実現した。また、「いま、会いにゆきます」「涙そうそう」「ハナミズキ」などの感動作の名手・土井監督をはじめとした強力スタッフ陣の手椀により、ドラマファン以外も納得させる作品に仕上がった。脚本は櫻井武晴。主題歌はJUJUの「sign」(ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズ)。東宝配給で、来年1月28日(土)より全国公開される。
▼阿部寛 「新参者」がいよいよ映画になって帰ってきました。家族の絆の話です。どこの家庭にでも起こりそうなささいな出来事から事件が起こります。人間の内面を掘り下げる加賀恭太郎の洞察力の鋭さの一方で、加賀自身の家族の確執も表面化します。極上のミステリーで見応えありますよ。
▼土井監督 このシリーズの魅力は、一流のミステリーでありながら、誰にでも思い当たる人間ドラマであるということです。(劇場版にあたり)物語をスケールアップするのではなく、より人を深く描くことで大きな作品とすることを目指しました。ドラマとまた違ったひとつの作品として楽しんでもらえるはずです。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。