【FREE】☆TIFF:22日開幕、ジャッキーら登場
2011年10月25日
第24回東京国際映画祭(TIFF)が22日開幕。当日はメイン会場の六本木ヒルズで華やかにオープニングイベントが催された。(※画像は
東京国際映画祭特集ページに掲載)
午前中まで降り続いていた雨もイベント開始直前に無事に上がり、恒例となった約200mのグリーンカーペットにジャッキー・チェン(「1911」)、ヴィム・ヴェンダース監督(「Pina/ピナ・バウシュ」)、ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴォッチ(「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」)ら402名の豪華ゲストが登場。はじめにアリーナの舞台に登壇したジャッキーは、「今回の作品(「1911」)はスペシャル。僕にとって映画出演100作目、辛亥革命から今年100周年にあたるからです。東京国際映画祭が大成功を収めるようお祈りします」とコメント。さらに、イベントの最後に登場したミラは「日本は文化的にも大好き。3・11の後に来日することができて光栄です。「三銃士~」をお届けできることを嬉しく思います」と語った。また、特別上映作品「がんばっぺ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま~」に出演のフラガールたちによるダンスが披露されると、約5000人が詰めかけた会場から大きな拍手が沸き起こった。
グリーンカーペット終了後には、TOHOシネマズ六本木ヒルズに会場を移し、オープニングセレモニーが行われ、
依田巽チェアアンが開幕宣言。「今回は映画の持つ力、夢、希望を与えられる映画祭にしたい。 “TIFF ARIGATO プロジェクト” をテーマに皆様に感謝を伝えたい」と挨拶した。また、
枝野幸男経済産業大臣と共に会場に駆け付けた
野田佳彦内閣総理大臣は、「映画は本当に素晴らしいし、いい映画は永遠に残ります。その感動を、国境を越えて分かち合うのが、映画祭の意義だと思います。第24回の東京国際映画祭を通じて、東京から感動の渦が世界に広がることを期待したい」と述べた。
同映画祭は10月30日(日)まで開催。76の国と地域から応募のあった975作品から選出されたコンペティション部門15作品をはじめ、期間中に約300作品が上映される。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。