東映トライアングル第2弾「1911」(配給:東映)の主演、ジャッキー・チェンの来日記者会見が21日、六本木のザ・リッツ・カールトン東京で行われた。
本作は、ジャッキーの記念すべき映画出演100本目作品。今年で100周年を迎えた「辛亥革命」を描く、歴史エンタテインメント超大作。監督はチャン・リー。11月5日(土)より全国ロードショー。なお会見には、本作で日本語吹替えを担当し、ジャッキーの大ファンだという中川翔子が駆け付け、映画出演100作目を記念しジャッキーに100本のバラの花束をプレゼントした。
▼ジャッキー・チェンの話
昨年、「十二生肖」という映画を準備していた時、「1911」の話をもらった。ちょうど今年が辛亥革命から100周年ということで、この映画を作ることに意義を感じ、こちらを先に撮影することにした。どの役者も記念になる映画を撮りたいと思うが、「1911」は間違いなく自分にとって記念の映画となった。辛亥革命で犠牲になった若者は、実は裕福な家庭に育った人が多い。それでも、理想と将来のために命を犠牲にした。彼らがいたからこそ、今の中国、僕らがいる。映画を観に来て僕を応援するのではなく、物語のメッセージを汲みとってほしい。撮影中、本当はジャンプしてパパパパッと(アクションを)したかったけど、それは許されなかった(笑)。全編史実に基づいている。