松竹配給「アントキノイノチ」は第16回釜山国際映画祭に出品され、13日19時よりロッテシネマ センタムシティー店スクリーン4(319席)で上映された。これに併せ瀬々敬久監督と主演の岡田将生が舞台挨拶、Q&Aを行った。11月19日全国RS。
▼瀬々敬久監督 (韓国でも人と人とのつながりが薄く、冷たい社会になっている。無条件に与える友情、人への関心がもっと増えるには、どうすればいいか?)今の世界で共通する問題だと思う。この映画を作りながら思ったのが、他人のことをどれぐらい思ってあげられるか。そういうことで、もっといい世界になると思う。
▼岡田将生 (これまで出演した作品で一番自分に近い役柄は?)今までの役は全部、自分とは違うと思って演じてきた。それは、自分を見せるのがとても恥ずかしく、これを自分だと思ってほしくなかったという子供のような気持ちから。それが今回は、永島杏平として見てもらってもいいし、岡田将生として見てもらってもいい。今回は一番僕に近いのではないか。