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「一命」試写会に満島ひかり

【FREE】「一命」試写会に満島ひかり

2011年10月07日
「一命」三池崇史監督と満島ひかり 「一命」三池崇史監督と満島ひかり

 10月15日公開の松竹配給「一命」(監督三池崇史/市川海老蔵主演)の一夜だけのトークライブ付き試写会が5日夜、東京・赤坂のビルボードライブ東京で行われた。当日は三池監督と出演の満島ひかりの2人がトークを行った。

三池崇史監督:この映画はまさに“一命”を懸けて作りました。そして今回、公開に先立って、こういう場を設けました。皆様には、これから映画を観ていただくので、「こういう風に観てくれ」というようなことを言うのは、僕はあまり得意じゃないので言えないですが。自分はいち監督でしかなく、スタッフや役者があって、初めて映画となります。是非、この映画で“日本映画のこれから”を観てほしいです。

 また、本日は1人ゲストを呼んでいます。映画史上、こんな哀しい役はないんじゃないかと思います。満島ひかりさんです。

満島ひかり:何度でも言うけど、とても大好きな映画です。観たあと、純粋な気持ちになれる映画だと思います。私は、試写で観た後、1日に何度も映画のことを噛みしめました。自分が関わった作品でこんなに純粋な作品はなかったので、三池さんは本当にすごいなと思いました。しかも、猫も子供も三池さんにはなつくんですよ(会場笑)。あと、松竹の撮影所で、監督が『切腹』のフィルムを探して来てくれて、みんなで観たことがあって、最大限のリスペクトを込めて映画を作りました。そして、とても気持ちがいいスタッフとキャストに囲まれた、本当に贅沢な現場でした。是非、皆様に愛してもらえる作品になればいいなと思います。本能で観て下さい。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。