東宝・テレビ東京提携作品「モテキ」(共同製作:電通+講談社+ソニー・ミュージックエンタテインメント+オフィスクレッシェンド+パルコ+Yahoo!JAPAN+テレビ大阪+テレビ愛知)の完成披露パーティーが30日、六本木グランドハイアット東京で行われ、キャストの森山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、リリー・フランキー、そして大根仁監督がレッドカーペットを通ってステージへ登壇した。
本作は、180万部を超える同名大人気コミック(講談社イブニングKC)を、原作者・久保ミツロウ書き下ろしによるオリジナルスオーリーで映画化した恋愛エンターテインメント。恋愛偏差値の低い冴えない男が、ある日突然訪れた「モテキ」に翻弄されながら、女性たちとの恋愛を通して成長したり(しなかったり)していく様をコメディタッチに描く(118分)。
2010年夏にテレビ東京系で放送されたTVドラマ「モテキ」は、放送後もカリスマ的人気を誇り、原作者から指名された大根監督が、映画化にあたり再び監督・脚本を務めた。他に新井浩文、金子ノブアキが共演。オープニングテーマはフジファブリックの「夜明けのBEAT」、メインテーマは女王蜂の「デスコ」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)と、J‐POPが全編を彩る。
今年4月30日にクランクイン、6月15日にクランクアップ、8月19日に初号完成した。製作プロダクションは東宝 映画企画部、オフィスクレッシェンド。9月23日(金・祝)より全国東宝系で公開。配給は東宝。完成披露パーティーでは質疑応答後、キャスト、監督が巨大ボトルで、会場中央に設置されたシャンパンタワーにシャンパンを注ぎ、一般来場者と共に乾杯した。なお、引き続きTOHOシネマズ六本木ヒルズで完成披露舞台挨拶も行われた。
▼森山未來 昨年から今年にかけて一生分くらいモテたので満足。撮影では毎日とっかえひっかえ、べっぴんさんたちとお芝居させて頂いたので嬉しかった。ストーリーも面白いし、J‐POPミュージックも盛り込まれていて、どういうところからも楽しめる作品になっている。
▼大根仁監督 深夜ドラマで、僕が個人的に持ち込んだ企画が、こんな映画になるなんて驚いている。素晴らしいキャスト、スタッフのお陰で、誰も観たことのない全く新しい映画が出来た。映画から見ても面白い、必ず誰かと話したくなる作品。