第3回沖縄国際映画祭、18日よりカウントダウン

　「第３回沖縄国際映画祭」は、22日より本開催がスタートしたが、それに先駆けて18日よりカウントダウンイベントが行われた。

　18日の初日は、19日に全国一斉公開された品川ヒロシ監督作「漫才ギャング」（配給：角川映画）のプレミア上映会が宜野湾市民会館（沖縄県宜野湾市）で行われ、品川監督と出演の大悟（千鳥）が舞台挨拶に登壇。会場に集まった約１０００人を前に、品川監督が「今、本当に日本が大変な時期ですけど、東北地方の皆さんの笑顔を取り戻したいという思いがあります。まずは義援金という形で、皆さんのチケット代や集まった収益金を、日本赤十字社を通して寄付したいと思います。この映画が少しでも日本の元気につながればと思います」と語った。

　また、２日目（19日）、３日目（20日）も、引き続き本映画祭のテーマである “Ｙｅｌｌ，Ｌａｕｇｈ＆Ｐｅａｃｅ” のもとに、様々なイベントが行われた。19日にパレットくもじ野外特設ステージで行われた「エール，ラフ＆ピースライブ」では、世界のナベアツ、サバンナら人気芸人がネタやトークを披露。同イベントは翌日もサンエー那覇メインプレイスに会場を移して行われ、入場規制がかかるほど盛況となった。さらに、桜坂劇場では連日『映画好き芸人トークショー＆生オーディオコメンタリー上映』を開催。19日に「武田鉄矢大好き芸人トークショー『刑事物語２ りんごの詩』」、20日に「アメコミ大好き芸人トークショー『スパイダーマン』」が行われ、なだぎ武（ザ・プラン９）、バッファロー吾郎・竹若元博らが参加した。また、各イベント終了後には、出演者が東日本大震災の募金活動を実施。来場者とともに被災地の復興を願った。