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大震災-各局連日特番かつてない報道体制

【FREE】大震災-各局連日特番かつてない報道体制

2011年03月16日
 放送各局は、東日本大震災の報道対応に追われている。11日(金)午後2時46分発生直後から緊急特番を組み、以降終日にわたる報道特番を編成。民放テレビ各局とも各系列局の応援含め、それぞれ200名規模が現地で取材、報道系だけでなく全社的な体制で取り組み、かつてない規模の報道・編成対応だ。

 国内最大M9・0となった今回の震災(最大震度7)は、被害が広範囲にわたり、状況の把握が難しく、インフラ面も十分確保できない中で皆手探り状態。加えて、福島原発の爆発事故、計画停電、首都圏交通網の混乱等が発生、想像を超える様々な深刻な事態の対応に苦慮する。被災地にある放送局では電源の供給確保も難しくなっている。取材陣への食料などの供給も対応されている。

 地上波系のBS局は、キー局からのネット番組に切り替えるなど対応。独立系BS局も震災に配慮した放送を行う。ニュース系のCS放送も独自情報と地上波の連動で放送。TBS「ニュースバード」では基本的に地上波連動の放送をしながら、地震速報と記者会見を中心に取り上げる。スカパー!において無料放送で開放もした。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。