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「わさお」薬師丸ひろ子ら舞台挨拶

【FREE】「わさお」薬師丸ひろ子ら舞台挨拶

2011年02月15日

「わさお」完成披露試写会.jpg


 ブログをキッカケに、瞬く間に全国的に人気となったブサかわ犬“わさお”を映画化した「わさお」(製作:東映+東映ビデオ+木下工務店+タイムズ イン+毎日新聞社+ポニーキャニオン+ザッパラス+EMIミュージック・ジャパン+他10社/制作プロダクション:タイムズ イン)の完成披露試写会が2月13日(日)午後、丸の内TOEIで行われ、錦織良成監督、出演の薬師丸ひろ子、伊澤柾樹、吉永淳、大沢樹生、鈴木砂羽が舞台挨拶を行った。(写真は、左より錦織監督、伊澤、吉永、飼い主の菊谷さん、薬師丸、鈴井、大沢、下がわさお)

 今や全国区の人気を誇る秋田犬“わさお”がスクリーンデビューを果たした。本作は、わさおが現在の飼い主・菊谷節子さんと出会う前、捨て犬だったという過去にフィーチャーしたオリジナル・ストーリーで紡がれる物語。

 わさおは演技訓練を受けていない素人犬だが、吹替えなしで主演を演じ切った。わさおのホームグラウンドである青森県鰺ヶ沢町の全面協力を受けてオールロケが敢行され、世界遺産・白神山地の北端に位置する夕日の美しい町を舞台に、映画らしいスケールの映像で綴られる。また、主題歌「僕の宝物」を薬師丸が担当した。配給は東映。2月26日(土)青森先行ロードショー、3月5日(土)より全国公開される。

「わさお」ワンバサダー任命.jpg 舞台挨拶には、飼い主の菊谷さんと共にわさおが登場。満員の観客を前にしても堂々とした立ち振る舞いを見せ“主演俳優”の貫禄を示した。また、日本ユネスコ協会連盟の野口昇理事長より「世界遺産特別大使“犬”(ワンバサダー)」の任命状が菊谷さんに授与された。(=右写真)

錦織良成監督の話 薬師丸さんから、「犬は人間の気持ちがわかる」とアドバイスを頂き、はじめから「(わさおが)できないんじゃないか」と思わないようにして、和やかな気持ちで撮影していった。最初は1日で1カットも撮れない日があったが、最後はどんどんお利口になり、スムーズに撮れるようになった。お母さんやスタッフの気持ちを感じとってくれてるんじゃないかと思うぐらい。

薬師丸ひろ子の話 昨年10月の、一番良い季節に青森の鰺ヶ沢で撮ってきました。わさおは、お母さんの言うことを聞いて、撮影が進むに連れてお座りできる時間も長くなり、学習能力が高くて一生懸命。とってもいいコです。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。