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「漫才ギャング」品川監督ら完成報告

【FREE】「漫才ギャング」品川監督ら完成報告

2010年12月24日
「漫才ギャング」会見.jpg 角川映画配給「漫才ギャング」(製作:『漫才ギャング』製作委員会)の完成報告会見が22日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われ、品川ヒロシ監督、キャストの佐藤隆太、上地雄輔、綾部祐二、(ピース)らが登壇した。(写真は、左より綾部、上地、佐藤、品川)

 本作は、初監督にして大ヒットを記録した「ドロップ」(09年)に続き、品川監督が自身のベストセラー小説(リトルモア刊)を映画化した監督作第二弾。【笑い】と【アクション】、そして【青春エンタテインメント】を融合させ、未来を模索する青年たちの感動的な成長を描く群像劇(137分)。品川監督は脚本も手掛けている。「ROOKIES‐卒業‐」の佐藤と、役者・歌手としても活躍する上地が、漫才コンビを組む主人公を演じた。

 さらにヒロインに石原さとみ、宮川大輔、長原成樹、秋山竜次(ロバート)など個性派芸人が集結。他に、新井浩文、金子ノブアキ(友情出演)、成宮寛貴(同)、笹野高史が出演している。また、主題歌はSuperflyの「Beep!!」(ワーナーミュージック・ジャパン)、挿入歌は遊助の「俺なりのラブソング」(ソニー・ミュージックレコーズ MASTERSIX FOUNDATION)。

 公開は、2011年3月19日(土)全国ロードショー。会見には、本作に出演している西代洋のお笑いコンビ、ミサイルマンが前説を行い、会場をあたためると、綾部がサブMCとして進行をフォローした。

▼品川ヒロシ監督 小説を書いている時から映画化したいと思っていた。2人の役に向かっていく過程を見て、どんどん漫才が上手くなっていくので凄いと思った。実際に舞台に立ってお客さんの前で漫才に挑戦してもらったり、アクションもリアルに頑張ってもらって、ベストなキャスティングだと思う。お笑いもあるが、友情、恋愛と30歳前後に人生について考える思いに共感してもらえるのではないか。いろんなものが詰め込まれている作品になったと思う。

▼佐藤隆太 漫才師を演じるのは凄い挑戦で、正直怖さもあったけど、完成作品を見て「良かったよ」と言われて嬉しかった。いろんな要素が詰まっているが、監督が見事にそれらを散りばめている。常にポジティブな監督で、演じていて気持ちいい現場だった。

▼上地雄輔 いろんな良さがミックスジュースのように入っている濃い作品。リアルかつ見せるアクションにこだわった、絶対後悔させない作品になっていると思う。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。