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「牙狼〈GARO〉」雨宮監督ら会見

【FREE】「牙狼〈GARO〉」雨宮監督ら会見

2010年08月24日
 東北新社/ゴー・シネマ配給「牙狼〈GARO〉~RED REQUIEM~」(製作・制作:東北新社)の完成記者会見が20日、アキバシアターで行われた。当日は、圧巻の本編3D映像(冒頭約10分)を上映後、雨宮慶太監督、主演の小西遼生、悪役を演じた原紗央莉、CGスーパーバイザーの迫田憲二が会見した。

 同作品は、日本初の全編フルデジタル3D映画。05年10月にスタートし人気となったテレビシリーズ「牙狼〈GARO〉」の世界観はそのままに、撮影から本編仕上げに至るまで“完璧な3D映画”として製作された。太古より人間の邪心に憑依し、その生命を喰らい続ける魔獣ホラー。しかし、魔獣を狩る使命を帯びた魔戒騎士・冴島鋼牙(小西)は指令を受け、人間界に降臨した“使徒ホラー”を殲滅する旅に出ることに。数日後、ホラーの気配を追って港町に辿り着いた鋼牙は、そこを管轄する魔戒法師のアカザ(斎藤洋介)、その弟子のシグト(倉貫匡弘)、そして烈花(松山メアリ)と出会う。強大な敵に対し4人の戦いが始まった…。10月30日より新宿バルト9他全国3DRS。

▼雨宮慶太監督 「牙狼〈GARO〉」はテレビの深夜ドラマから始まったが、もう一度見たいというファンの皆さんの気持ちと、もう一度作ろうというスタッフの熱意が形になった作品。ここでしか見られない3D映像にこだわり、試行錯誤して製作に1年もかかった。1回と言わず何度でも見てほしい。

▼小西遼生 「牙狼〈GARO〉」の映画化は念願だったので感慨深い。3D独特のアクティブな動きと迫力に感動。高い位置でスタントなしの長回し撮影や、3Dだけにごまかしの利かないアクションなど、撮影は大変だったが、その分見応えのある映画になっている。

▼原紗央莉 3D作品は見るのも出るのもこれが初めて。特殊メイクに全身のペイントで、準備には毎回8時間かかった。CGがほとんどのシーンなので、たった一人で相手を想像しながら演じることも難しかった。でも、こんなに重要な役をできて光栄です。

▼迫田憲二 フルCGではなく実写との合成による3D映像なので、時間をかけて丁寧に作っていった。ワイヤー1本消すにも2Dとは全く方法論が違うので、一つずつ確実にステップを踏んで進めていった。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。