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松竹「昆虫物語みつばちハッチ」親子試写会

【FREE】松竹「昆虫物語みつばちハッチ」親子試写会

2010年07月21日

 松竹配給「昆虫物語みつばちハッチ~勇気のメロディ~」(製作:映画「みつばちハッチ」製作委員会/制作:セディックインターナショナル/アニメーション制作:タツノコプロ、グループタック)のチャリティ親子試写会が20日午後、丸の内ピカデリー2で行われ、上映前に小山薫堂総合プロデューサー、アミノテツロ監督、声優を務めたアヤカ・ウィルソン、板東英二、臼田あさ美、中村獅童、着ぐるみのハッチとアミィが舞台挨拶を行った。特別ゲストとしてお笑い芸人の“はなわ親子”も登場し、会場に集まった親子客と一緒に映画を鑑賞した。

 同作品は、1970年のTV放映開始から40年、名作アニメ「昆虫物語みなしごハッチ」初の劇場版。ハッチの物語に初めて人間の少女アミィが登場。ハッチの母探しの旅にアミィが加わり、新しい感動の物語が描かれる。7月31日全国RS。

 なお、試写会当日は劇場ロビーに募金箱を設置、集まったお金は“みつばちハッチ基金”に寄付される。同基金は、(社)日本養蜂はちみつ協会に対し、〈みつばちと自然環境保護〉を目的に寄付を行うキャンペーンで、ファミリーマート、サントリー、イオン、Yahoo!などが参加している。

▼小山薫堂総合P(共同脚本) テーマの一つが思いやり。人間が虫を、虫が人間を思いやるように、普段は交わらない立場の人が、相手を思いやることの大切さを描いた。

▼アミノテツロ監督 この映画を見た人が、虫を見た時に“この虫には名前があるのかも”“虫がどんな気持ちか”などと考えてくれたら、映画を作った甲斐がある。

▼アヤカ・ウィルソン 映画の中で唯一の人間で、虫と喋ることができるアミィ役。虫と喋るのは一体どういうことだろうかと考えた。ワクワクドキドキできて、勇気がもらえる作品。

▼板東英二 二人の孫に見せてやりたいと、一生懸命に演じた。見た人が泣いて帰ってくれたら、光栄に思う。

▼臼田あさ美 いつもの芝居と比べ、声優としてセリフを言う時は、体の動きが大きくなってしまい、マイクにぶつかったり、手に力が入って台本がミシミシ言ったりと、大変だった。

▼中村獅童 昔からTVアニメの「みなしごハッチ」が大好きで、今回参加できて、とても楽しかった。3時間半前には現場に入って、監督の厳しい指導のもと、泣きながらやった(笑)。


    
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。