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フジ他「カラフル」宮崎あおいら舞台挨拶

【FREE】フジ他「カラフル」宮崎あおいら舞台挨拶

2010年07月16日

 東宝配給「Colorful カラフル」(製作:フジテレビジョン+サンライズ+電通+アニプレックス+ソニー・ミュージックエンタテインメント+東宝/制作:サンライズ/アニメーション制作:アセンション)の完成披露舞台挨拶が14日、東京・世田谷の東京都市大学 等々力中学校体育館で行われ、原恵一監督、声優を務めた冨澤風斗、宮崎あおい、南明奈、まいける、入江甚儀、中尾明慶、麻生久美子が登壇した。 

 本作は、「第135回直木賞」を受賞した森絵都の同名ベストセラー小説(理論社刊、文春文庫)を、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」(01年)、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」(02年)や、「河童のクゥと夏休み」(07年)の原監督がアニメーション映画化したもの。生きていくことをポジティブに伝えていくこの物語は、主人公と同世代の中高生はもちろん、「かつて中学生だった」大人たちをも巻き込む感動作(127分)。

 主人公の中学三年生・小林真/〈ぼく〉に冨澤。同じ中学の生徒役に宮崎、南、入江。真を導く「プラプラ」にまいける。そして、真の兄役に中尾、母親役に麻生、父親役に高橋克実が顔を揃えた。脚本は丸尾みほ。8月21日(土)より全国東宝系にてロードショー公開される。

 完成披露舞台挨拶はサプライズで実施され、映画を鑑賞したばかりの同校中学生たちの前に、キャスト、監督が登壇すると大歓声が巻き起こった。各自挨拶後には、中学生との質疑応答も行われ、賑やかな完成披露舞台挨拶となった。

▼原恵一監督 中学生の方たちが見てくれるということで楽しみにしていましたが、いい反応が得られて嬉しい。人と同じように出来ない自分に悩んだりすることもあると思うけど、社会に出れば人と違うことが求められます。この作品を見て自分を見つめ直し、自分だけが持っている色、“カラー”を大切にして成長していって欲しいです。

▼冨澤風斗 主人公の小林くんとは似たところが少なく、年も1つ下なので、声を少し低くして演じたりと大変でしたが、スタッフや共演者の方々がやりやすい雰囲気を作ってくれたので、楽しんで出来ました。

▼宮崎あおい この作品を見て、自分にはいろんな可能性や魅力があること、自分には出来ることが沢山あることを感じて、素敵な大人になっていって欲しい。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。