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東映「君が踊る、夏」香月監督ら完成会見

【FREE】東映「君が踊る、夏」香月監督ら完成会見

2010年07月15日

 東映配給「君が踊る、夏」(製作:東映+木下工務店+東映ビデオ+朝日放送+テレビ朝日+電通+ホリプロ+朝日新聞社+ViViA+メ~テレ+北海道テレビ+九州朝日放送+東日本放送+広島ホームテレビ+新潟テレビ21+静岡朝日テレビ+愛媛朝日テレビ+瀬戸内海放送)の完成報告会見が13日午後、東京會舘で行われ、香月秀之監督、出演の溝端淳平、木南晴夏、五十嵐隼人、大森絢音、宮崎美子、高島礼子が登壇した。

 本作は、高知の美しい景色を背景に、余命5年と言われた難病の少女との約束を果たすために、「よさこい祭り」に情熱の全てをかける若者たちの姿を描く、実話をもとにした青春感動作。06年夏、東映の有川俊プロデューサーが本場・高知のよさこい祭りを見たところから企画がスタートし、脚本に2年を費やした。昨年9月28日にクランクイン、よさこい祭りを再現するために、高知市内では道路を封鎖しての撮影が、10月中旬に延べ3日間かけて行われるなど、地元の協力をもとに完成した。

 主題歌は、この映画のために書き下ろした東方神起の「With All My Heart~君が踊る夏~」。また、イメージソング「きっと忘れない」を東京女子流が歌う。会見では東京女子流が登場し、報道陣や関係者に向けて同曲を披露した。9月11日(土)より全国ロードショー。

▼香月秀之監督の話 骨太な青春映画になった。高知といっても、最初は何を撮ったらいいのかわからなかったが、1ヶ月ほどウロウロするうちに、ここでこういうシーンができるなという発想が色々出てきて、結果的にはピッタリの場所で撮ることできたと思う。

▼溝端淳平の話 自分出ている映画は冷静に見られないことが多いが、今回演じた新平は、台詞よりも「・・・」が多く、受ける芝居ばかりで、特徴が無くて難しかった。どういう風に自分が映っているのかもわからなかったが、映画を見て、自分の良いところ、こういう表情を自分はするんだというところを撮って頂いて、監督はじめスタッフ・キャストの皆さんに感謝の気持ちがこみ上げてきた。

▼木南晴夏の話 (よさこい踊りで使用する楽器の)鳴子は綺麗に鳴らすのが難しく、見る人が見ればすぐに(下手なのが)バレてしまいます。踊りの振り付けはすぐに覚えられましたが、鳴子を使いこなすのに時間がかかってしまいました。

▼五十嵐隼人の話 旗をしっかり見せるのが難しかった。スピードや重さを考えながら振らなければならないので、過酷な練習だった。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。