ジュリー with ザ・ワイルドワンズ、コンサート・ツアーも

　歌手の沢田研二が、エイベックスに移籍し、60年代のGS時代に人気を二分したザ・ワイルドワンズと合体、異色のユニット・バンド“ジュリー　with　ザ・ワイルドワンズ”を結成、10日に新曲「渚でシャララ」でデビューする。3月24日にはアルバム「JULIE with THE WILDONES」も発売する他、5月28日からは東京・渋谷C.C.Lemonホール(旧・渋谷公会堂)を皮切りに全国ツアーも繰り広げられることも明らかになった。

　日本のポップ史に残るザ・タイガースのボーカルだった沢田研二と、ザ・ワイルドワンズが40数年の月日を経て合体する。ザ・ワイルドワンズの加瀬邦彦が沢田に“新バンド構想”を持ちかけたことがキッカケとなり実現した。新バンド名は“ジュリー with ザ・ワイルドワンズ”。沢田は39年ぶりのGS復帰に意欲満々だ。

　「アーティスト活動40年以上の平均年齢63歳のスーパーグループが、アラカン世代の代表として『音楽で日本を元気に!!』を提唱していきたい」(エイベックスの関係者)としている。

○加瀬邦彦からの“新バンド構想”に二つ返事で…

　沢田は昨年12月3日に東京ドームで“還暦コンサート”を行い、新たな展開を模索して……