ＵＳＥＮ「２０２５年ＨＩＴランキング」ミセスが史上初の４冠

ＵＳＥＮ「２０２５年ＨＩＴランキング」

　ＵＳＥＮは11日、同社が運営する業務用音楽配信サービスにおけるオンエア実績やリスナーからのリクエストを基に独自集計した「２０２５　年間　ＵＳＥＮ　ＨＩＴ ランキング」（集計期間：24年11月24日～25年11月20日）を、「ＵＳＥＮ　ＭＵＳＩＣ　ＡＷＡＲＤ　２０２５」として発表した。

　本ランキングは、今年１年を通じて飲食店や商業施設などのＢＧＭとして親しまれた楽曲を、７つの部門別（Ｊ‐ＰＯＰ、ＳＮＳ、演歌／歌謡曲、洋楽、Ｋ‐ＰＯＰ、アニメ、Ｊ‐ＰＯＰ／洋楽）にまとめたもの。

　今年はＭｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥがＪ‐ＰＯＰ、ＳＮＳ、アニメ、Ｊ‐ＰＯＰ／洋楽部門で１位となり、史上初の４冠に輝いた。

　このうちＪ‐ＰＯＰ部門では、ミセス楽曲がＴＯＰ３を独占するという、こちらも史上初となる快挙を達成。７月からはＵＳＥＮで彼らの専門チャンネルがスタートするなど、まさにミセスの年と言える結果となった。

　演歌／歌謡曲部門では、山内惠介「北の断崖（きりぎし）」が１位を獲得。同曲は山内のデビュー25周年記念曲で、行き場のない女心を力強い歌唱で表現。山内が「ＵＳＥＮ　ＨＩＴ　年間ランキング」で１位を獲得するのは２年ぶり通算４度目で、これは同ランキング歴代最多タイ記録となっている。続く２位以降には、鳥羽一郎の次男でソロデビュー３年の木村徹二、30周年の水森かおり、55周年超の松前ひろ子、２０２３年のオーディションを経てデビューした秋元康プロデュースグループ、ＳＨＯＷ‐ＷＡやＭＡＴＳＵＲＩなど幅広い世代の歌い手がランクインした。

　洋楽部門で１位になったのはビリー・アイリッシュ「バーズ・オブ・ア・フェザー」。24年12月度から２カ月連続で月間ランキング１位を記録し、年間でも１位に輝いた。

　このほかＫ‐ＰＯＰ部門ではＧ‐ＤＲＡＧＯＮ｢ＨＯＭＥ　ＳＷＥＥＴ　ＨＯＭＥ（ｆｅａｔ．ＴＡＥＹＡＮＧ＆ＤＡＥＳＵＮＧ）｣が１位を獲得。今年、初のワールドツアーを成功させ話題を呼んだＬＥ　ＳＳＥＲＡＦＩＭや、「ｌｉｋｅ　ＪＥＮＮＩＥチャレンジ」という難易度の高いダンス動画がＳＮＳで大バズリしたＪＥＮＮＩＥなど、ワールドワイドな活躍を見せるアーティストが多数ランクインした。

　各部門のＴＯＰ10は次ページの表の通り。ＵＳＥＮの特設ページ（https://e.usen.com/feature/feature-unext/-umaward2025.html#sec02）ではミセスと山内のコメント動画も公開されている。