閲覧中のページ:トップ > 音楽ニュース >

神野美伽主演舞台「SIZUKO!~」公開稽古、6年ぶり再演

【FREE】神野美伽主演舞台「SIZUKO!~」公開稽古、6年ぶり再演

2025年07月15日
舞台「SIZUKO!~」公開稽古 舞台「SIZUKO!~」公開稽古

 演歌歌手の神野美伽が主演する舞台「SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE~ハイヒールとつけまつげ~」(主催:LIVE FORWARD、制作:吉本興業/よしもとブロードエンタテインメント)の公開稽古&取材会が11日、都内のスタジオで行われ、主演の神野、共演の福本雄樹、九条ジョー、加藤虎ノ介、鈴木杏樹、演出の白井晃、脚本のマキノノゾミ、音楽監督の小原孝が出席した。

 今作は、昭和の戦前戦後を通し、日本人離れした強烈な歌唱力とキャラクターで激動の時代を駆け抜けた歌手、笠置シヅ子の半生を歌と芝居、そして迫力のある生バンドの演奏で描く。

 今回は2019年の大阪での初演以来、約6年ぶりとなる再演で、初演に続き神野が笠置を演じ、日本の演劇界をけん引するマキノと白井が再びタッグを組む。

 今作について神野は「再演は念願というより悲願に近い。もう一度やっておきたいという思いがとても強かった。いまは6年という時間を頂けて良かったと思う。朝ドラ(NHK連続テレビ小説「ブギウギ」)が放送されたりしたことによって、いろんな映像や音源が出てきて、笠置さんの輪郭が近くなった。初演は笠置さんになろうとして終わっていた。6年経った今は、自分の中に笠置シヅ子さんがスポンと入っているような、錯覚に近い思いがある。これができることは私にとって幸せ。一人でも多くの方にご覧いただきたいというのが全員の思い」。

 マキノは「いわゆるミュージカルでもないし、リサイタルでもないし、単純なお芝居でもない。全部が一体となっているショー。今年は戦後80年。あの戦争を考えざるを得ない。思いを馳せるにはいいタイミングではないか」。

 白井は「笠置シヅ子さんの持つエネルギーを、いまのこのちょっと元気のない日本に、神野さんの歌声と頑張りで、みなさんに明るい笑顔をお届けできれば」とそれぞれ思いを語った。

 上演は、8月1日(金)から同11日(月・祝)まで東京・文京区のIMM THEATER(東京ドームシティ内)で全15公演。


※写真は前列左から小原孝、マキノノゾミ、神野美伽、白井晃、後列左から九条ジョー、加藤虎ノ介、鈴木杏樹、福本雄樹、
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。