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東映『花まんま』プレミア、鈴木亮平、有村架純ら登壇

【FREE】東映『花まんま』プレミア、鈴木亮平、有村架純ら登壇

2025年04月19日
『花まんま』プレミア試写会開催 『花まんま』プレミア試写会開催

 東映配給『花まんま』のプレミア試写会が17日、有楽町朝日ホールで開催され、監督の前田哲、出演の鈴木亮平、有村架純、鈴鹿央士、ファーストサマーウイカ、オール阪神、オール巨人、イメージソング「my wish」を書き下ろしたAIが登壇した。

 2005年、第133回直木賞を受賞した短編集「花まんま」(作:朱川湊人、文春文庫)を映画化した同作は、ある兄妹の不思議な体験を描いた感動作。大阪の下町に生きる兄妹役を演じた鈴木と有村は、ともに兵庫県出身という間柄。鈴木は「有村さんとすごく地元が近くて、デビューした時から“伊丹の子がデビューした”と聞いていた。今回の作品のお話を頂いた時、関西の兄妹の話だと聞いて、(妹の)フミ子役のイメージは『有村架純さん』とお答えしていたので、こうして叶ってすごく嬉しかった」と振り返り、有村も「撮影現場に入ると、すでにこの地元にずっと住んでいるお兄ちゃんという雰囲気が漂っていた。関西弁で話しかけてくれて壁が一切ない印象で、みんなを自然と巻き込んで前に進めてくれる方」と鈴木に賞賛を送った。

 イベントの最後には、有村が「この作品はどんな人生を歩まれた方にも懐かしさや鮮度の高い感情が自然と湧き上がってくると思う。皆さんにとって大切な人を思い出し、自分自身の人生も振り返れるような作品」、鈴木は「皆さんも登場人物の記憶にふれる中で、ご自身の大切な人との記憶を思い出すんじゃないかと思う。愛する人と出会った経験、失った経験、逆に愛する人が生まれてきた経験があると思う。この映画を観て、心の底に眠っている記憶を少しでも思い出してくれたら嬉しい」とそれぞれアピールした。4月25日(金)公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。