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角川ほか『ベテラン』、ファン・ジョンミンら会見

【FREE】角川ほか『ベテラン』、ファン・ジョンミンら会見

2025年04月05日
『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』来日会見(左よりリュ・スンワン監督、ファン・ジョンミン、チョン・ヘイン) 『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』来日会見(左よりリュ・スンワン監督、ファン・ジョンミン、チョン・ヘイン)

 KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス配給『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』の来日記者会見とジャパンプレミアが3日、新宿ピカデリーで行われ、リュ・スンワン監督、出演のファン・ジョンミン、チョン・ヘインが登壇した。

 2015年に公開され韓国で1340万人を動員した大ヒット痛快アクション『ベテラン』の第2弾。今作も韓国で5週連続動員数1位を記録するなど大ヒットとなった。

 続編製作まで9年の間が空いたが、会見とプレミアの場でスンワン監督は「前作が国内外で予想以上の大成功となった。それよりも良いものを作られなければというプレッシャーがあり着手に時間がかかった」と理由を説明。一方で「9年は長いが、私たちはいつも続編を作ろうと話し合っていたので、9年も経ったことには気がつかなかった」と、主演のファン・ジョンミンとともに長い時間をかけて続編の構想を練っていたことを明かした。

 ジョンミンも『ベテラン』の続編には強い想い入れがあった様子。「前作は韓国では正月やお盆といった時期にテレビ局の地上波3社がよく放送していたので、観客の皆さんも9年も経ったと感じなかった人は多かったのでは」と話し、「この作品は私たち3人だけでなく、韓国映画に従事している人々にとっても非常に重要な意味を持つ作品だった。コロナの期間中は韓国の映画産業がダメージを受け、劇場で映画を見られない状況だった。この作品によって、映画館、そして韓国映画に活力を取り戻してほしいという気持ちを持ってとても努力した。幸い多くの人に見て頂けて、応援してもらい、韓国映画も活気を取り戻したように思う」と、韓国映画界を背負うほどの気概を持って制作に臨んだことを明かした。現地では350回も舞台挨拶を敢行したものの、「そんなに大変とは感じなかった」と飄々とした表情で語った。

 今作から参戦したチョン・ヘインは「俳優として(今作への参加は)1つの夢だった。プレッシャーを感じていたが、普段はお酒を飲まないファン・ジョンミン先輩が『一杯やろう』と誘ってくれて、気楽な気持ちで楽しく撮影できた」と回想。ジョンミンから「(客席を)一周してくれば?」と提案されると、すぐに客席に飛び出して周回するファンサービスも見せ、会場を大いに沸かせた。

 同作は体当たりのアクションも大きな見どころの一つ。印象に残ったシーンとしてジョンミンは極寒の雨中で5日連続で撮影したアクションシーンを挙げ、「うまく撮れたとか撮れないとかは関心がなく、早くシャワーを浴びて帰りたかった(笑)」とコメント。一方の監督は「寒さの中で孤軍奮闘する刑事の姿を見せたくて冬の寒い時期に撮影した。(この作品を)作っている人たちが早く帰りたいと思ってくれる(ほど過酷な撮影)なら、観客には早く家を出て映画を見に行きたいと思ってもらえるはず」と作品の仕上がりに自信を覗かせた。4月11日(金)公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。