徳間ジャパンコミュニケーション主催の歌の祭典「『徳フェス』Vol.5」が4日、東京・けやきホールで開催された。
2023年より定期開催されている「徳フェス」。今年は前身となるミノルフォンレコード時代から数えて創立60周年となる記念の年で、イベントも「還暦♪ミノルフォンレコード」と銘打ち実施。ベテランの北原ミレイを筆頭に、北岡ひろし、葵かを里、谷龍介、こおり健太の5組が参加し、それぞれの代表曲やカバーソングなど全26曲を披露した。
先輩歌手の名曲カバーにチャレンジするコーナーでは、谷が三船和子「他人船」、北岡が千昌夫「津軽平野」、こおりが吉幾三「海峡」、葵が水森かおり「輪島朝市」を歌唱。4人で大木英夫・二宮善子のデュエット曲「あなたまかせの夜だから」を熱唱し、会場を盛り上げた。
デビュー55周年を迎えた北原はヒット曲「石狩挽歌」や、アニバーサリーソング第1弾となる新曲「終電車」(本日5日発売)など全6曲を熱唱。「私はもう40年近く徳間にお世話になっていますけど、なんで他に移籍しなかったかというとスタッフやディレクターが良いからよ!」と“徳間愛”を熱く語っていた。