演歌歌手・田中あいみが24日、東京・亀戸の大型商業施設「カメイドロック」で新曲「TATSUYA」(同日発売、日本クラウン)のリリース記念イベントを開催した。
今月5日に左目網膜剥離の手術を受けた影響で、サングラス姿で登場。軽快なトークとともに新曲など全5曲を歌唱し、順調な回復ぶりをアピールした。
5枚目のシングル作となる「TATSUYA」は、事故で愛するパートナーを失った女性主人公の苦悩・葛藤をショッキングなワードでつづった歌謡曲。もともとは田中のデビュー曲の候補作だったが、その衝撃的な歌詞と世界観ゆえに、当時新人だった彼女にはハードルが高いと見送られた“幻のデビュー曲”という側面もあり、本作にかける思いもひとしお。「2度、3度と聴いて堪能してほしい」と力を込めた。
最近は師匠・細川たかしとのコンビでテレビ出演も相次いでいる田中だが、「師匠とのセットだけでなく、単品でも呼ばれるようにならなあかん」と自らを鼓舞。明日26日に24歳の誕生日を迎えるが「穴に落ちるとか、水でビショビショになるとか、粉まみれになるとか、大掛かりなドッキリにかけられたい」と抱負を明かしていた。