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キング、北川裕二40周年記念曲「なみだぐせ」は明るく軽快な1曲

【FREE】キング、北川裕二40周年記念曲「なみだぐせ」は明るく軽快な1曲

2024年06月13日
北川裕二 北川裕二

 今年デビュー40周年を迎えた演歌歌手、北川裕二が40周年記念曲「なみだぐせ」(キングレコード)を5月22日に発売した。

 今作は、2022年11月に発売されカラオケ愛好家の支持を得てセールス面でも好成績を残した前作「なみだの純情」から約1年6カ月ぶりのリリースとなる第27弾シングル。バイヨンのリズムに乗せて愛する人へ募る思いを歌った表題曲「なみだぐせ」、故郷・福島を歌った「みちのくふくしまふるさと音頭」、そしてファンの要望に応え再レコーディングしたデビュー曲「雨の停車場」(1984年)の3曲が収録されており、北川は「聞きごたえのある3曲、中身の濃い3曲になっています」と語る。

 表題曲「なみだぐせ」は、「なみだ百年」(15年)、「なみだの純情」(22年)に続く「なみだ」シリーズ第3弾。作詩を下地亜記子、作曲を恩師の弦哲也、編曲を南郷達也が手がけた。女性の軽やかなコーラスから始まり、ゆったりとした明るいメロディが心地よく感じられる1曲で「軽快で、メロディラインも難しくなく、気持ちよく鼻歌交じりで歌えるような歌なので、ぜひ皆さんに歌って頂きたいですね」。

 「みちのくふくしまふるさと音頭」は、40周年を機に故郷への恩返しの意味を込めて作られた楽曲で、歌詞に福島の風土や文化が散りばめられている。「音頭モノって手拍子を頂けて良いんですよね、賑やかで。この曲もメロディラインが難しくないので、ぜひ皆さんに歌って頂きたいです」。

 「雨の停車場」は40年前のデビュー曲。「この曲はファンの方々にも歌って頂いていますし、僕のステージでも必ず入れている曲です。40周年を機に初心に戻って歌ってみようということで歌い直しました。デビュー当時と今の歌い方は変わっていますので、今の北川裕二の歌い方で歌っています」。

 デビュー40周年を記念してディナーショーを開催する。6月16日(日)北海道・ホテルライフォート札幌を皮切りに7月7日(日)千葉・犬吠崎ホテル、9月8日(日)大阪・ホテルアウィーナ大阪、10月27日(日)福島・ベルヴィー郡山館、11月17日(日)東京・浅草ビューホテルと全国5カ所をまわる。

 これまで数多くのステージに立ってきた北川だが、40周年を迎え「もちろん大きいショーも良いですけれど、僕はお客さんとコミュニケーションを取りたいので、例えば20人であったり、30人であったり、フレンドリーにお客さんと触れ合えるようなステージを数多くやっていきたいですね。お客さんと身近にできることは僕も嬉しいですし、(歌だけでなく)人間性も分かってくれると思うので、お客さんも喜んでくれるのかなと思っています」。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。