演歌歌手・滝さゆりが21日、東京・ライブレストラン青山で徳間ジャパンコミュニケーションズ移籍第1弾シングル「女ひとり雨」(本日22日発売)の発表会を開催。表題曲「女ひとり雨」やカップリング曲「惚れたがり」「出世坂」など全5曲を披露した。
滝は、歌謡コーラスグループ・ぴんから兄弟のメインボーカルとして活躍した宮史郎さんのマネージャー 兼 歌手であった父の影響で幼い頃から演歌歌手を目指して活動。紆余曲折を経て2021年に日本コロムビアからシングル「忍冬(すいかずら)」でデビューを果たすも、コロナ禍で思うような活動ができず、もどかしい日々が続いた。しかし昨年、所属事務所を株式会社Lⅰ’rukia(リルキア)に移し心機一転。新たに始めたTikTokでも急上昇ランキング1位を獲得するなど話題を呼んでおり、徳間ジャパンから約3年ぶりとなる新曲をリリースする運びとなった。
「女ひとり雨」(麻こよみ作詞、宮下健治作曲、伊戸のりお編曲)は失恋した女性の気持ちを滝特有の張りのある歌声で歌い上げた王道演歌作品で、本人は「この曲でオリコン演歌・歌謡曲ランキング1位を獲りたい。皆さんの心に響く歌を歌えるような歌手を目指して精進しつつ、将来的には紅白歌合戦にも出場したいです!」と意気込みのコメント。
イベントに登壇した徳間ジャパンの北島浩明代表取締役社長も「再デビューというよりも、新たな新人のデビューとして全方位でプロモートして売り込んでいきたい」とバックアップを約束していた。