演歌歌手・村木弾が23日、東京・新宿のライブレストラン「ガルロチ」で新曲「暴れ船」(本日24日発売、日本コロムビア)の発売記念ライブを開催した。新曲は海に生きる力強い男の姿を描いた本人待望の海唄。ライブでは同曲や自身で作詞を手がけたオリジナル楽曲「春風」「託した翼」など全13曲を歌唱し、集まった100人のファンを魅了した。
この日は昨年12月に亡くなった八代亜紀さんの名曲「雨の慕情」のギター弾き語りや、コロムビアの大先輩で元日に他界した冠二郎さんの代表曲「旅の終りに」のカバーも披露。「急な訃報にびっくりしました。八代さんにはよく体を気遣ってもらいましたし、冠の兄貴には現場などで声をかけてもらって、よくしていただいていたので…本当に残念です」と故人を偲んだ。
今月11日に44歳となり、来年デビュー10周年を迎える村木。今年は初の東名阪ツアーも開催予定で、「歌に磨きをかけて、色んな人に曲を聴いて頂けるように頑張りたい」と抱負を語った。