演歌歌手・松前ひろ子が16日、自身の経営する東京・Liveレストラン青山で新曲「おんなの恋路」(本日17日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)の発売記念イベントを開催した。
「おんなの恋路」は、たとえ正式な夫婦ではなくても惚れた男と一緒に生きるのが何より幸せ…という女の恋の道を歌った軽快なマイナー演歌。この日は同曲を制作した作詞家のいではく氏、作曲家の弦哲也氏も応援に駆け付け松前を激励。3人で同曲を歌唱するなどアットホームなイベントとなった。
松前は1969年9月1日に「さいはての恋」でデビューし、今年55周年。これまでの歌手生活について「よく『あっという間』という言葉を耳にしますが、私の場合は山あり谷あり底あり…そこからまた這い上がってと、非常に厳しい道のりでした」と振り返りしみじみ。「ここのところ色々な歌い手さんが亡くなられて寂しい、悲しいニュースばかりで、自分も本当に気を付けないといけない。支えてくれた皆さんに恩返しをする一年だと思いますので、気持ちを引き締めて頑張りたい」と意気込みを語った。
イベントには徳間ジャパンコミュニケーションズの北島浩明代表取締役社長も登壇。「徳間ジャパンとしても全面的にバックアップして松前さんの55周年に華を添えたい」と語った。