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ギャガ、エリセ監督『瞳をとじて』著名人コメント

【FREE】ギャガ、エリセ監督『瞳をとじて』著名人コメント

2023年12月09日
 ギャガ配給、ビクトル・エリセ監督31年ぶりの長編新作映画『瞳をとじて』(2月9日公開)は、次の錚々たる著名人からコメントが寄せられた。

▽濱口竜介(映画監督)、岩井俊二(映画監督)、鈴木敏夫(スタジオジブリ)、細田守(アニメーション映画監督)、三宅唱(映画監督)、岨手由貴子(映画監督)、小島秀夫(ゲームクリエイター)、池澤夏樹(作家)、奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)、ISO(ライター)、塚田誠一(シネ・ヴィヴァン元支配人)。

 塚田氏は「シネ・ヴィヴァン・六本木は、現在の六本木ヒルズの下に消えたかつての映画村であるが、その歴史の中にあって最も鮮烈なリュミエールを放った映画は、『ミツバチのささやき』だった。この作を一語に凝縮するなら「ソイ・アナ(私はアナよ)」というアナ・トレント七歳時の台詞だ。この新作長編は余りにも初々しく、ミツバチから50年の時が瞬きの間であったかのように錯覚させる。と同時に、エリセ自身を重ね合わせた登場人物たちの老いを稠密に描き出し、人の生のうつろい(とその記憶を)を表現した。フィルムが力を持っていた時代の映画を観て、啓蒙されるべし」とコメントしている。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。