ディズニー配給『ウィッシュ』のジャパンプレミアが11月30日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、日本版声優を務めた生田絵梨花、福山雅治、山寺宏一、檀れいが登壇した。
同作の魅力の一つであるミュージカルシーンについて、生田は「(主人公の)アーシャの単に強いという部分ではなく、アーシャが持つやさしさや、等身大の躊躇や悩みを乗り越えるための強い決意・覚悟とかが、彼女のエネルギーに繋がっていると思うので、そんなネガティブな感情もショートカットすることがないように意識した」とコメント。ヴィランのマグニフィコ王を演じた福山は、これがミュージカル作品の吹替初挑戦。「こんなに大変だとは思っていなかった。お芝居も音楽もやっているが、それが一緒になったミュージカルという表現がまた別物なんだなと感じた。大河ドラマ以来に声も枯れた(笑)。ただ、それだけエネルギーを必要とするキャラクターだし、それくらいのエネルギーを使わないといけない作品なんだと思ってやった」と収録を振り返った。
同作は、一足早く字幕版を鑑賞した観客たちから「本当にすべてが最高。劇場で体感してほしい」など絶賛の声が相次ぎ、フィルマークスでは4・2点(11月30日現在)の高得点をマークしている。日本での公開は12月15日(金)。