大阪市・西区の「シネ・ヌーヴォ」が、映画館存続のための支援・寄付を募る「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」をこのほど開始した。
同館によると、経営は従来から赤字基調にあり、2020年のコロナ禍で休館を余儀なくされた際は、存続すら危ぶまれる事態となった。しかし、「Save our local cinemasプロジェクト」「ミニシアター・エイド」の呼びかけに賛同し行動を共にしたところ、多くの支援・支持が寄せられ勇気を得られたという。この支援により無事に存続でき、その後も、昨年、一昨年と2年続けて「ARTS for the future!」(コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業)があり、その支援金などをもとに、毎年の数百万円もの赤字の支払いに充当でき、コロナ禍でも存続することができた。