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東映『聖闘士星矢』、プレミアにキャスト勢ぞろい

【FREE】東映『聖闘士星矢』、プレミアにキャスト勢ぞろい

2023年04月20日
新田真剣佑、ショーン・ビーンら豪華俳優陣が登壇 新田真剣佑、ショーン・ビーンら豪華俳優陣が登壇

 東映配給、東映アニメーション製作のハリウッド映画『聖闘士星矢 The Beginning』のジャパンプレミアが18日、東京ドームシティホールで開催された。

 当日はホール内にレッドカーペットが敷かれ、主演の新田真剣佑をはじめ、ショーン・ビーン、ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、監督のトメック・バギンスキーが登場。原作者の車田正美も駆け付け、キャスト陣と固い握手を交わした。

 同作は、全世界で累計5000万部を超え、アニメシリーズが世界中で人気となった「聖闘士星矢」のハリウッド実写映画版。新田は、主人公の星矢を演じることについて「プレッシャーに圧し潰されそうになることは多々あった。でも参加すると決めたからには逃げられる状況ではないので、色んな現場で学んだこと全てを出し切り、いい芝居ができればいいなと思いながらずっと挑戦していた」と語った。アクションシーンの撮影については「スケールは自分が想像していた(ものより)遥か彼方に行ってしまった」と振り返り、「撮影の1か月前から、朝から夕方までほぼ毎日練習して、星矢のアクションを作り上げた。世界中の皆さんに見られるということで、恥ずかしくない体に仕上げたつもり」とアクションや肉体美にも自信を覗かせた。

 トメック・バギンスキー監督は「チーム以上に良い映画は作れないが、幸いなことに今回は世界最高のチームを編成できた。スクリーンをご覧になればそれが皆さんにも伝わると思う。願わくば、これが『出発点』になればと思っている。大昔、私は『聖闘士星矢』(のアニメ)をポーランドのテレビで見ていたが、誰かに『いつか君は、東京に行ってこの作品を日本の皆さんに紹介することになるよ』と言われれば信じなかったと思うが、現にここにやって来ることができた。お招き頂きありがとう。ぜひ作品を楽しんでほしい」と感慨深げに語った。

 また、キャストの登場前には、日本語吹替版の声優を務めた磯部勉、井上喜久子、潘めぐみ、浪川大輔、咲野俊介も登壇。それぞれが「聖闘士星矢」への想いを語る中で、女神アテナの生まれ変わりであるシエナを演じた潘は、かつてアニメ版の「聖闘士星矢」で自身の母・潘恵子が城戸沙織(アテナの化身)役を演じたことに触れ、「血のつながりのある作品」と、親子2代で同じ役を演じることになった今作への思い入れの深さを語った。応援隊長として霜降り明星のせいやも登場し、会場を大いに盛り上げた。映画の公開は4月28日(金)。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。