野音１００周年事業オープニングセレモニー開催

セレモニーに登場した小池百合子東京都知事

　音楽プロデューサー・亀田誠治が実行委員長を務める「日比谷野音１００周年記念事業」のオープニングセレモニーが15日、東京・日比谷公園大音楽堂（日比谷野音）で開催された。

　日比谷公園大音楽堂（日比谷野音）は、大正12年（１９２３年）７月に日本初の本格的な野外音楽堂として開設。今年１００周年を迎えるにあたり、４月から11月の８カ月間、「ライブ・イベント事業」「アーカイブ事業」「ＰＲ事業」を軸にしたさまざまな施策が行われる。

　この日は雨にも関わらず１２００人が来場。小池百合子東京都知事が登壇し、長らく音楽の聖地として文化発展に寄与してきた野音の歴史を振り返りながら、「これからも東京都民、アーティストの双方から愛される文化の発信拠点にしていきたい」とあいさつした。

　セレモニー中盤では、１００周年記念事業の実行委員に名を連ねている南こうせつ、大塚愛、きゃりーぱみゅぱみゅ、岸谷香、ミッキー吉野、中川翔子から届いた祝福のメッセージ動画が上映。また終盤の大妻中野中学校・高等学校合唱部のステージでは、実行委員長の亀田や、ＫＲＥＶＡ、武部聡志がサプライズで登場。全員で「ハナミズキ」を披露し、感動のフィナーレとなった。