閲覧中のページ:トップ > 音楽ニュース >

徳間、葵かを里・新曲舞台の地で奉納歌唱

【FREE】徳間、葵かを里・新曲舞台の地で奉納歌唱

2023年03月04日
(左から)中井章太町長、葵かを里、吉野町のマスコットキャラクター・吉野ピンクル (左から)中井章太町長、葵かを里、吉野町のマスコットキャラクター・吉野ピンクル

 2月より奈良県吉野町の観光大使を務めている演歌歌手・葵かを里が、新曲「吉野 千本桜」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の発売日である1日、同町役場で行われた委託式に出席した。

 新曲「吉野 千本桜」は、桜の名所として有名な吉野山を舞台に、歴史に翻弄された源義経と静御前の悲しい恋物語を描いた作品。

 式では中井章太町長が「コロナによって3年間観光客が減少した。観光客が一番多く訪れる4月を前に、葵さんに観光大使になっていただき、大変心強いです。『吉野 千本桜』の歌を聴いて、多くの人が吉野に訪れてくださることを期待しています」と話し、葵も「桜の名所・吉野町の観光大使をさせていただくこと、大変光栄です!歌を通して吉野町の魅力を発信していきたい」と喜びを噛み締めた。

 委嘱式の後には、世界遺産・吉水神社の「義経・静御前潜居の間」(2人が5日間最後に過ごした場所)で奉納歌唱を行ったほか、同神社内で桜の植樹も実施。葵は「吉水神社から望む一目千本は、圧倒的な景色ですが、その陰には、何百年にも渡って桜を守っておられる人たちがいます。春の華やかな吉野山、一方で義経と静御前の悲史もあったり、吉野の魅力は奥深い。私の歌で吉野町や吉水神社の魅力を知っていただき、多くの人に訪れてもらえたら」と、観光大使としての強い意気込みを語った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。