演歌歌手・水森かおりが8日、東京・大本山永平寺別院長谷川寺を訪れ、恩師である徳間ジャパンコミュニケーションズ元社長、故・徳間康快さんの墓前でNHK紅白歌合戦20年連続20回目の出場決定を報告した。
今年は千葉県を舞台にした最新曲「九十九里浜」(2月15日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット。記念すべき20回目となる紅白出場について「もう夢のような回数です。自分の名前の横に『(20)』という数字が書かれているのを見た時は、そんな回数を立たせて頂いているんだなっていう重みを感じました」と喜びを語った。
2003年の紅白初出場の際は、(仕事で訪れていた)名古屋の百貨店で買い物をしている時に連絡を受けたという。「そこから目まぐるしく色々なことが劇的に変わっていきました。当日の景色や感情は全部覚えていて、終わったあとすぐに『レコード大賞』に移動したりとか…あらためて凄い1日だったなと思います」と振り返った。
注目が集まる今年の紅白での披露曲、衣装は「まだ未定」。昨年の紅白は京都・清水寺からの中継で出演、昨年の墓前報告時にはすでにロケも始まっていたそうだが、「今年はどこにも行っていません」とだけ明かした。
また、来年1月24日に自身初の宮崎県を舞台にした新曲「日向岬(ひゅうがみさき)」を発売することを発表。「失恋をテーマにした楽曲なんですが、今までにないくらい明るい歌です。切々と歌い上げるというよりも、聴いていてスカッとするような作品。ステージで皆さんに見て頂いた時に楽しいなとか、元気になったなとか、また頑張ろうっていう風に思っていただけるような歌です」とPRした。