東映=SPE配給『ヘルドッグス』のジャパンプレミアが16日、豊洲PITで行われ、原田眞人監督、出演の岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶが登場した。
深町秋生の小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)を映画化したノンストップ・クライムエンタテインメント。登壇者一同は、映画本編のヤクザ組織「東鞘会」の会長・十朱の愛車と同じ白いハマーに乗って会場に現れ、豪華絢爛なレッドカーペットイベントが行われた。ステージに登壇した岡田は「挑戦的で挑発的な映画ができた。監督は狙っていると思うが、好き嫌いは分かれると思う」と作品の魅力を語り、これまでにないダークな役柄となった兼高を演じたことについて「新しい役者人生の1ページになると思いながら撮影した」と、思い入れの強い作品であることを明かした。岡田とバディを組んだ坂口は「凄まじいモノができたと思った。強烈な爆発力が残っている映画になっていると思う」と、ぶっ飛んだ映画の世界観を強調した。
また、原田監督は「岡田くんと坂口くんは映画の中で98%の相性を誇るバディだけど、ここに集まってくれた出演者のみんなはそれ以上の相性。彼らのアンサンブルを楽しんでほしい」と見どころをアピール。最後に岡田は「セクシーさのある、フィルム・ノワールの要素が含まれた作品」と説明し、「皆さんが思っているようなヤクザ映画ではない作品になっている」と仕上がりに自信を覗かせた。9月16日(金)公開。