【FREE】帝国DB、映画館市場の調査・分析結果発表
2022年07月21日
帝国データバンクは20日、映画館市場についての調査・分析結果を発表した。
それによると、2021年度の国内映画市場(事業者売上高ベース)は前年比約20%増の2100億円になった。過去10年で初めて3000億円を超えた2019年度からは6割ほどの水準にとどまるが、2020年度(1783億円)からは約400億円上回り、「コロナによる影響は一服感が出ている」とした。1スクリーン当たりの入場者数は、前年の2・9万人から3・2万人に増加した。
動画配信サービスの拡大により、「映画館離れ」が懸念されたものの、大画面による迫力や音響など「リアル」体験ニーズが回復し、来場機会の減少を付加価値による客単価の上昇で補う構造へと変化していると分析した。
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